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発信時間：2019-08-22 17:09:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　「中日韓は一衣帯水の近隣だ。家族は家族円満を願い、隣人は良き近所付き合いを願う。誰もが睦まじい交流、助け合いを願う」王毅国務委員兼外交部長は21日、北京で同日開催された第9回中日韓外相会議の成果を紹介した。韓国の康京和外相、日本の河野太郎外相が今回の会議に出席した。韓国の聯合ニュースは21日、3カ国は3カ国間の協力強化の必要性を確認したと伝えた。河野氏は、二国間協力は3カ国間の協力の基礎であり、二国間関係に問題が生じても3カ国間の協力を停止するべきではないと述べた。

　3カ国の外相は21日、会議後に共同記者会見を開いた。王氏は「中日韓の協力は20年に渡り風雨の中を歩み続け、大きな成果を手にした。3カ国外相は今回の会議で、3カ国の20年に渡る協力の非凡な歩みを共に振り返り、協力をさらに掘り下げることで重要な共通認識を形成した。また第8回首脳会議に向け、政治の準備を真剣に整えた。会議では『中日韓＋X』協力概念文書が採択された。我々は日韓関係の最近の問題に注目しており、日韓双方が3カ国外相会議を契機とし二国間会談を行うことを支持する。日韓の友人は『以心伝心』を重視し、中国人は『将心比心』（相手の立場になり考える）を重視する。我々は日韓双方が相互の関心事にしっかり配慮し、食い違いを建設的に処理し、問題解決の適切な方法を見いだすことを願う」と述べた。

　AP通信は21日、日韓が歴史・貿易などの問題により対立しているが、双方は同日の記者会見で対立の緩和を急いだようだと伝えた。河野氏は「二国間関係に時に問題が生じるのは不可避だ。我々3カ国は地域及び全世界の安定と繁栄の重要な責任を負っている。我々の協力はこの面で重大な貢献を成し遂げるはずだ」と述べた。康氏も21日、日韓の対立の3カ国関係への影響を許すべきではないと表明した。ブルームバーグは21日、中日韓外相が席上、自由貿易への支持を共に強調したと伝えた。

　ワシントン・ポストは21日、米国がアジア太平洋に地上発射型の中距離ミサイルの設置を検討していることについて、中国側が今回の会議で断固反対を表したことに注意した。報道によると、米政府は中距離核戦力（INF）全廃条約を破棄した後、アジアに直ちに中距離ミサイルを配備することを検討中と表明したが、中国はそのような行動をするすべての国に制裁を行うとけん制している。米国が同盟国に5Gネットワーク建設から中国企業を排除するよう圧力をかけていることについて、王氏は「韓日が自主権を握り、各国企業に公平な、差別なき、予測可能なビジネス環境を提供することを願う」と述べた。

 

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