韓国が日韓軍事情報協定の破棄を決定 日本は抗議

韓国が日韓軍事情報協定の破棄を決定 日本は抗議。

タグ:日韓軍事情報協定の破棄

発信時間:2019-08-23 13:32:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 韓国政府は22日、『日韓秘密軍事情報保護協定』を更新しないことを決めたと発表した。日本政府は同日、外交ルートを通じて韓国政府に抗議した。


 韓国大統領府・青瓦台の金有根(キム・ユグン)国家安保室第1次長が同日の記者会見で上述の決定を発表した。金有根氏は、韓国側は、日本側が明確な証拠を提出せず、韓日間の信頼を損ない安全保障問題を招き、日本が8月2日に韓国を貿易の「ホワイト国」から排除したことで、両国の安全保障協力の環境に重大な変化が起きたと考えていると説明。


 金有根氏は、このような状況の中、韓国側は安全保障分野の敏感な軍事情報の共有を目的とした同協定の更新は韓国の国家利益と合致しないと述べた。韓国側は『協定』の規定期限内に、外交ルートを通じて日本側に『協定』を更新しない決定を報告した。


 韓国の報告を受け、日本の河野太郎外務大臣は同日、韓国の南官杓(ナムグァンピョ)駐日大使を引見し、韓国のこの行動について抗議した。


 河野氏は、韓国側のこの決定は地域安全保障環境における完全な判定ミスだとし、遺憾を示し、「韓国側は日本が対韓輸出規制を強化したため更新しないと主張するが、この2つは全く関係のない問題であり、このような理由に納得できない」と述べた。


 日本メディアは、韓国の『協定』を更新しないという決定は今後の日米韓3国の朝鮮問題における強力に影響し、日韓関係の持続的悪化は免れないと分析した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年8月23日

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