旭日旗は日本軍旗とも呼ばれる、旧日本軍及び現在の自衛隊が採用している軍旗だ。日本兵は第二次大戦中に旭日旗を手に持ちながら放火・殺人・略奪を行った。そのため旭日旗は侵略戦争と軍国主義の象徴とされている。歴史的に日本は朝鮮半島を併合し、植民地支配を行った。そのため韓国人は旭日旗に対して特に敏感だ。韓国は国際的な舞台における日本の旭日旗使用に不満を表しており、国内でも旭日旗を掲げることを禁じている。
8月に公開された東京パラリンピックのメダルのデザインが扇形で旭日旗を連想させるとして、韓国の障害者スポーツ団体はデザイン公開後に国際パラリンピック委員会に抗議すると表明した。大韓体育会も数日前に是正を要求した。組織委員会が旭日旗の会場持ち込みを禁止しないと発表すると、大韓体育会は外交部や文化体育観光部と連携すると表明した。「体育会は日本側に旭日旗の使用禁止を強制できないが、旭日旗が使用されれば日本と韓国の応援団の間で衝突が生じうることから、持ち込み禁止を強く促す」
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年9月5日