中国人客、日本の「観光立国」の重要な支えに=日本紙

中国人客、日本の「観光立国」の重要な支えに=日本紙。地理的・文化的に近く、観光で相互補完でき消費も便利であることから、一般的な中国人は欧米諸国よりも日本の文化環境を受け入れやすく、日本で慣れ親しんだ歴史的感覚を見つけやすい…

タグ:観光 消費 データ  

発信時間:2019-10-10 15:08:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 近年の中日関係の持続的な改善により、訪日中国人客の増加が続いている。日本の観光庁が発表したデータによると、中国大陸部からの訪日観光客は7月に延べ100万人を突破し、8月は前年同月比16.3%増の100万600人にのぼり、堅調な流れを示した。昨年の訪日中国人客数は838万人で、今年は1000万人を突破する見通しだ。日本の『中文導報』が伝えた。


 統計データによると、今年1-8月の訪日中国人客数は前年同期比13.6%増の658万3600人で、観光客全体の3割以上を占めた。毎月平均で80万人を超える計算だ。中国人客は日本の「観光立国」の重要な支えになっている。


 世界的に見ると、観光大国のフランスは2020年までに、米国は2021年までに入国観光客数を1億人に拡大する計画を立てている。スペインの入国観光客数は2014年に6500万人にのぼった。入国観光消費額の対GDP比を見ると、イタリアは2.1%、フランスは2%、英国は1.6%、ドイツは1.1%、米国は1%、カナダは1%だが、日本は0.4%のみ。日本に外国人観光客受け入れを推進する大きな余地が残されていることが分かる。


 地理的・文化的に近く、観光で相互補完でき消費も便利であることから、一般的な中国人は欧米諸国よりも日本の文化環境を受け入れやすく、日本で慣れ親しんだ歴史的感覚を見つけやすい。また中国の若者は日本のアニメやファッションに熱心で、フリープランの旅行が徐々に新たなトレンドになっている。また専門家によると、中国の観光地と日本の自然は相互補完関係を持つ。両国の観光文化はそれぞれ異なっており、相互補完によりウィンウィンを実現できる。


 日本の菅義偉官房長官は、東京五輪の開催に合わせ、「来年春には羽田、成田両空港の発着枠がそれぞれ4万回、那覇空港も第2滑走路の開業で発着枠が8万回増える。600万人の訪日観光客を輸送する」と述べた。日本は現在引き続きインフラと観光環境の改善に取り組み、訪日外国人客に魅力あふれる観光体験を提供しようとしている。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年10月10日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで