日本のリコー、第2回輸入博覧会に先端技術・製品を出展へ

日本のリコー、第2回輸入博覧会に先端技術・製品を出展へ。昨年の第1回輸入博覧会で多くの収穫を手にした日本企業のリコーは、今年は展示面積を拡大した上で展示品の内容をさらに豊富にし、特に先端技術及び製品の展示スペースを追加すると発表した…

タグ:輸入博覧会 企業 技術 製品 展示面積

発信時間:2019-10-11 14:50:50 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 11月5日から10日にかけて上海国際会展センターで開催予定の第2回中国国際輸入博覧会(以下「輸入博覧会」)は、カウントダウンの段階に入った。出展企業は今か今かと待ちかね、積極的に準備を整えている。昨年の第1回輸入博覧会で多くの収穫を手にした日本企業のリコーは、今年は展示面積を拡大した上で展示品の内容をさらに豊富にし、特に先端技術及び製品の展示スペースを追加すると発表した。


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第2回輸入博覧会のリコーの展示ブースのイメージ図


 リコーは日本の有名なオフィス設備及び光学機器メーカーで、1936年創業。現在は世界の200以上の国と地域で事業展開している。うち中国に設立された13社は、研究開発、設計、生産、販売、アフターサービスの「全生態チェーン」の業務職能を持つ。これはリコーグループの海外拠点において唯一の例だ。


 リコーソフトウエア研究所(北京)有限公司の于浩董事長によると、リコーの昨年の輸入博覧会における展示面積は100平方メートルで、主に複合機、印刷技術などグループの中核事業に属するオフィス設備を展示した。準備を十分に整えたと考えていたが、展示後の活況は完全に予想外だったという。博覧会の会期を通じ、リコーの展示ブースはその他の出展企業と同じく身動きもままならないほど賑やかで、グループ内の職員でさえ中に入れないこともあった。6日間の会期中、150社余から購入意向を伝えられた。これは驚異的な業績だ。そのためリコーは第1回輸入博覧会の閉幕前、展示ブースの現場で中国国際輸入博覧局と契約を結び、第2回博覧会の展示面積を400平方メートルに拡大した。


 情報によると、リコーの今年の展示スペースは主に高性能印刷エリア、リーン製造エリア、行き届いた環境保護エリア、精密医療エリアに分かれる。展示品には精密医療分野で最先端のバイオ3Dプリンティング技術、人々の衣食住に応用される印刷技術、世界初公開となる各種先進生産設備、高効率生産を実現するソリューションプラン、大規模な太陽光発電所に点検サービスを提供するドローン、小規模水流を利用しエネルギーを生む小型水力発電機などの環境保護製品が含まれる。


 于氏は「当グループは今回の輸入博覧会で中国各級機関、企業、研究所、大学との協力範囲を拡大し、中国経済のモデルチェンジ・アップグレード及び持続可能な発展により良く積極的に貢献したい」と述べた。


 中国国際輸入博覧局の王炳南局長が先ほどの記者会見で紹介した内容によると、今年の輸入博覧会には150以上の国と地域の3000社以上が出展する。参加国・地域及び企業の数はいずれも第1回を上回る。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年10月11日

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