韓日両国は現地時間11日にジュネーブにて、世界貿易機関(WTO)紛争解決手続きに基づく局長級協議を行う。韓国側の代表者、産業通商資源省新通商秩序協力官の丁海官氏は、紛争の早期解決を目指すと表明した。韓国メディアが伝えた。
丁氏は「韓国側は協議において、日本の貿易規制措置がWTO協定に違反すると説明し、これに基づき双方が合意できる協定案について議論する。双方はさらに協議を1、2回行う可能性がある」と述べた。
「合意が困難であれば、韓国側はWTOの紛争処理機関(DSB)を通じ、日本の貿易規制措置の不当性を客観的に証明する」
WTO紛争解決手続きに基づく協議は通常ならば課長級だが、今回は重大事項であるとし局長級に格上げされた。日本の貿易規制後、双方によるハイレベル協議はこれが初だ。
現地時間9月18日未明、韓国産業通商資源部は正式に「戦略物資輸出入告示の改正案」を発表・実施し、日本をホワイト国から除外した。日本は8月28日に韓国をホワイ国から除外していた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年10月12日