台風で国際観艦式が中止 日本自衛隊は災害救助を優先

台風で国際観艦式が中止 日本自衛隊は災害救助を優先。環球時報によると、太原艦は14日に東京に到着し、各国艦艇と共に多くの軍事交流活動に参加する…

タグ:防衛省 台風 観艦式 大隅

発信時間:2019-10-14 11:26:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 日本の河野太郎防衛大臣は13日、自衛隊が日本で猛威を振るった台風19号「ハギビス」の災害救助を優先するため、14日に予定されていた国際観艦式を中止すると発表した。中国海軍の「太原艦」は今回招待を受け、日本の観艦式に初参加した。中国海軍の艦艇の訪日は10年ぶり。環球時報によると、太原艦は14日に東京に到着し、各国艦艇と共に多くの軍事交流活動に参加する。


 日本は14日に東京南西部の相模湾沖で国際観艦式を開催する予定だった。13日付毎日新聞によると、日本自衛隊は過去60年で最強の台風を迎え、災害救助に130機・8隻を派遣した。日本防衛省はさらに陸海空自の3万1000人からなる統合任務部隊を発足し、災害救助を統一的に計画・手配した。


 13日付読売新聞によると、日本海上自衛隊の観艦式はほぼ3年に1度開催されている。今年は米国や中国など過去最多の7カ国が参加。各国の46隻と40機が観艦式に参加を予定していた。日本の安倍晋三首相は日本の准空母、最大の護衛艦である「いずも」に乗艦し、挨拶する予定だった。朝日新聞によると、海自の観艦式が台風で中止されるのは今年で3回目。日韓関係悪化により韓国が参加を回避し、中国が初参加となったため、今年の観艦式は注目を集めていた。


 環球時報の報道によると、太原艦は8日午後に大隅海峡を通過し日本付近の海域に入った。10日午前には横須賀港に到着した。太原艦は同日午後、台風19号の影響を受け横須賀新港ふ頭を離れ、日本の本州の南西方向に航行した。11日には大阪湾沖に到着し、台風に対応した。太原艦は13日に駐日中国大使館から、台風の影響により国際観艦式が中止になったという連絡を受けた。


 台風通過後も太原艦のコンディションは良好で、全艦の兵士が闘志をみなぎらせ、今後の任務を遂行する自信を深めている。計画に基づき、太原艦は14日に東京に入り、英国、インド、豪州、カナダ、シンガポールなどの艦艇と共に、引き続き各種軍事交流活動に参加する。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年10月14日

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