日本の共同通信社によると、大型台風19号「ハギビス」は11日、日本の南沖を北上し、勢力を維持すれば、12日夕方から深夜に日本に上陸する見通し。
日本列島の広範囲が暴風雨に見舞われ、東日本では記録的な暴風と豪雨になる恐れ。気象庁は暴風、高波、高潮、地質災害、窪地の水没および川の氾濫に警戒し、迅速に避難し安全を確保するよう呼びかけている。報道によると、気象庁は記者会見で、今回の降水量は1958年に静岡県と関東地区で地質災害と河川氾濫が発生した狩野川台風に匹敵するとし、大雨特別警報を発令する可能性もあると発表した。
台風は公共交通機関にも影響し、JR東海は東海道新幹線東京・名古屋区間を12日の始発から前日運休にし、名古屋・新大阪区間の上下線を6本のみの運転にする予定。
そのほか、JR西日本は12日午前から山陽新幹線新大阪・岡山区間を運休する。首都圏のJRは12日から13日まで運休。空の便では、全日空(ANA)は羽田と成田の12日発着便を全て運休し、日本航空(JAL)は早朝便を除く大部分の便の運休を決定した。停電などに備え、経済産業省は12日に対策室を設置し、24時間体制で状況を把握する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年10月12日