ロシアのスプートニクの報道によると、グリーンピース・ジャパンは4日、福島県の体育館で高水準の放射線源が見つかったと発表した。この体育館は2020年東京オリンピックの聖火リレーの出発地だという。
グリーンピースによると、福島のスポーツ施設「Jヴィレッジ」の上空で71マイクロシーベルトの放射線量が測定された。2011年の福島第一原発事故前の水準の1775倍となる。当時の放射線量は0.04マイクロシーベルト以下だった。
10月26日、グリーンピース・ジャパンは福島県でこの放射線源を発見。関連資料は2020年春に年度報告の中で発表される。
グリーンピースは11月18日、小泉進次郎環境大臣宛に緊急措置を講じ、オリンピック期間中に民衆が「Jヴィレッジ」で放射線被害を受けないよう要求する手紙を送ったという。
民衆を守るため、グリーンピース・ジャパンは日本政府に「Jヴィレッジ」の放射線量の測定を直ちに行い、放射線源が見つかった場合は除染するよう求めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月5日