日本の共同通信社の12月11日の報道によると、日本とイランは、イラン大統領の訪日日程の最終調整を行なっている。イラン大統領は12月19日から訪問を開始する予定。
消息筋によると、日程では、イランのハサン・ロウハーニー大統領は19日晩に日本に到着し、20日に安倍首相と会談し、21日に訪問を終える。
安倍首相は12月9日の記者会見で双方がロウハーニー大統領の訪日について話し合っていることを認めたが、訪問日と詳細には言及しなかった。
実現すれば、2000年10月のモハンマド・ハータミー氏の訪日以来、19年ぶりのイラン大統領の訪日となる。
共同通信によると、日本の原油は主に輸入に頼っているため、中東の原油輸送の安全は日本にとって極めて重要であり、安倍氏は外交を通して地域の緊迫情勢の緩和を支援することを考えている。一方、イランは米国による経済制裁からダメージを受け、突破口を探っている。
安倍氏は今年6月、日本の首相で40年ぶりとなるイラン訪問を行ったが、イランと米国の緊迫関係の緩和に向けた進展はなかった。政治事務を担当するイランアッバース・アラーグチー外務次官は先週、ロウハーニー大統領の特使として訪日し、ロウハーニー大統領の早期訪日を提議した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月13日