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第8回中日韓首脳会議、中国側は自由貿易区の協議の加速に期待。
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第8回中日韓首脳会議が24日、四川省成都市で開催される。中国側の当局者は19日、国内外メディア向けの記者会見にて、「会議は『中日韓協力の今後10年の展望』を発表し、3カ国の未来の協力のトップダウンデザインを行う見通しだ。中国側は今回の会議が中日韓の実務協力、3カ国の自由貿易区の協議を推進し、3カ国が共に多国間主義と自由貿易を守るという積極的なシグナルを発すると信じている」と述べた。
中国外交部の羅照輝副部長は「3カ国首脳はテクノロジー革新、持続可能な開発、高齢化などの新たな協力と構想を掲げ、より多くの協力の見所と成長源を育み、3カ国の協力を掘り下げ実務的にする。東アジア地域包括的経済連携（RCEP）の積極的な進展を踏まえた上で、3カ国は自由貿易区の協議の加速で重要なチャンスを迎える。3カ国は共に努力し、より高水準かつ高基準の貿易・投資の自由化及び円滑化を早期実現することを願っている」と述べた。
中国商務部の李成鋼部長補佐は「中日韓は互いに重要な経済貿易パートナーだ。中国側は中日韓自由貿易区の協議を高度に重視している。今回の首脳会議が協議の加速に向けより多くの政治の推進力を注ぎ、協議の一日も早い実質的な進展を促すことに期待する。中日韓自由貿易区をめぐる協議は現在まで16回行われている。3カ国は首脳が形成した共通認識に基づき、協議を加速し、RCEPを踏まえた上で貨物貿易、サービス貿易、投資自由化の水準と基準を上げるべきだ。全面的・高水準・互恵の、独自の価値を持つ自由貿易協定を構築するべきだ。これにより3カ国の経済貿易協力の潜在力を深く掘り起こし、産業の相互補完性を高め、産業チェーンの深い融合を促し、世界経済に新たな動力を提供するべきだ」と述べた。
李氏は「中国側は3カ国の協力により、開放的で包摂的な世界経済を共に構築することを願う。手を携え保護主義に反対し、世界貿易機関（WTO）を軸とする多国間貿易体制を守る。共に協議し共に構築し共有するという原則に基づき、相互連結の協力を強化し、地方の協力を掘り下げ、第4国市場を共同開発する。また電子商取引やエネルギーなどの分野で引き続き協力を掘り下げ、範囲を拡大する」と述べた。
羅氏は朝鮮半島情勢について、「中日韓首脳は半島情勢などの共に関心を寄せる国際・地域問題について意思疎通と連携を強化し、半島の平和・安定を実現するため引き続き建設的な力を発揮する。半島の近隣、直接的な当事者である中日韓は引き続き、3カ国首脳が形成した重要な共通認識に基づき意思疎通と連携を維持し、平和的な協議を促すことで、半島の平和的な協議、半島問題の政治的な解決の推進に向け力を発揮するべきだ。現在の情勢のもと、関連国は自制を維持し、共に向き合い歩み寄るべきだ。対話と協議により良好な交流を実現し、一致点及び各自の関心事を解消できる合理的な案を早急に見いだすべきだ。半島情勢が終始正しい方向に発展し、逆転できないようにするべきだ。そのために中国側は引き続き努力する」と述べた。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2019年12月20日
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