中国人女性の観光客が現地時間4日、大阪市のディスカウント店で買い物中、日本人の女からいきなり切りつけられ、頭に10センチの傷を負った。日本メディアは女性の命に別状はなかったと報じたが、犯人の犯行理由はショッキングだった。「女性に話しかけた時の態度が気に入らなかった」
関西テレビや読売新聞などの報道によると、容疑者は香川県高松市出身、職業不詳の松岡美樹容疑者(34)だ。事件は現地時間4日午後3時35分頃に発生した。松岡容疑者は大阪市北区の「ドン・キホーテ梅田本店」の二階で、刃渡り約15センチの包丁を取り出し、店内で買い物中の中国人女性の観光客に後ろから切りつけた。
報道によると、容疑者は被害者の後頭部に直接切りつけており、殺害を意図したものだったと思われる。女性観光客は重傷で、後頭部に約10センチの傷を負った。幸いに命に別状はなかった。
警察のその後の調査によると、容疑者と被害者は知り合いではなかった。容疑者は犯行前に包丁を準備しており、警察には「人を殺すために買った」と供述した。犯行の理由については「(中国人)女性に話しかけた時の態度が気に入らなかった」と述べた。
日本の警察は殺人未遂の容疑で、容疑者を現場で逮捕した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月7日