外交部の耿爽報道官は2月10日にオンライン定例記者会見を開いた。日本の共同通信社の記者の「これまでに中国にいる外国人27人が新型コロナウイルス関連肺炎に感染し、うち2人が死亡した(当国に報告済み)。1人は米国人だが、もう1人はどこの国の人か。8日、武漢で日本人男性が死亡し、検査結果は陽性だったが、病状が重くさらに詳しい検査はできていない。中国側はこの日本人の死後に検査を行えるのか。感染を確認できるのか」という質問に対し、以下のように回答した。
死者は2人で、うち1人は米国人、もう1人は日本人である。日本人の状況について、把握している情報によると、2月8日早朝、1人の日本人が湖北省武漢市で病死した。この日本人の中国での治療期間中、中国側はその家族と連絡をとり続け、積極的に治療を行った。我々は亡くなった方に心から哀悼の意を表する。中国側は外交的手段を通して関連の状況を日本側に報告した。日本側および家族と協力して引き続き対処していく考えである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月10日