横浜港に停泊中のクルーズ船、なぜ感染者拡大が続くのか

横浜港に停泊中のクルーズ船、なぜ感染者拡大が続くのか。

タグ:感染症 クルーズ船 肺炎 乗客

発信時間:2020-02-19 14:26:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 

クルーズ船の船内隔離以降、感染者の数が増えているのは、クルーズ船の構造と関係しているのかもしれない。一般的にクルーズ船のほとんどの船室は密閉され、内部の換気は室外循環システムと室内循環システムの2種類のセントラル空調によって調節される。前者は外の吸込口と連結することで海洋上の空気を吸い込み、船内の温度を調節する。


 ダイヤモンド・プリンセス号が室外循環システムのスイッチを入れていたかは今のところ分かっていない。


 日本の加藤勝信厚生労働相は、密閉空間で新たな感染を招いたことを認め、「新たな患者の感染源は80歳の乗客ではない。密閉空間で長時間生活をともにしたことで感染した」とした。


 米CNNは、「クルーズ船のような閉鎖的な環境は、伝染病の伝播にとって理想的な場所」とハーバード大学の免疫学に詳しいエリック・ルービン教授の観点を伝えている。

 

 ▽専門家:感染が疑われる患者と感染していない人を分けて隔離すべき


 外交学院国際関係研究所の教授で日本研究センターの周永生副主任によると、このまま船内隔離を継続する場合、船内感染がさらに拡大する恐れがある。船内隔離は長期策ではないだろうという。


 日本政府はクルーズ船の全乗客・乗員を隔離しているが、感染が疑われる患者と潜伏期間中の患者、それに一般の乗客・乗員を分けて隔離していない。クルーズ船のような限られた空間で3000人以上、もしくはその半分以上の乗客を分けて隔離するのは非現実的だ。感染が疑われる患者を下船させて専門の病院に移して隔離し、感染していない人は船内と陸地に分けて隔離するのが最善の策だと思われる。


 下船後の隔離については多様な対応を取ることができる。伝染病専門の病院で隔離するのが一番だが、部屋数やベッド数が足りない場合は人口密度が高い地域から離れたホテルで隔離・観察することもできる。その場合、潜伏期間中の感染者を個室に滞在させ、互いに接触させないことだ。しっかり防護した医療関係者とサービススタッフだけが必要最小限の接触をするようにすれば交差感染を回避できる。

 

 こうした対策をとれば、クルーズ船の乗客・乗員の交差感染拡大だけでなく、日本国内での感染拡大も防止することができる。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月19日

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