日本の東京タワーは現地時間18日午後、松山バレエ団、中国旧暦新年東京タワーレッドライトアップ実行委員会と共に再び東京タワーを「チャイナレッド」で彩った。手を携え感染症と戦う中日両国を応援し、中国・日本・人類の幸福を祈った。
日本の有名音楽家の大谷康子氏は同日、湖北省の編鐘の伴奏によりピアノ曲「愛の歌」を演奏した。現代のピアノと中国伝統楽器・編鐘の特長を融合した情熱的な音楽が、東京タワーの最高層の会場に響き渡った。主催者の紹介によると、編鐘は伝統的な楽器で、中国で3000年以上の歴史を持つ。今回の演奏は編鐘の音により、湖北省のウイルスに苦しめられている人々に心のぬくもりを届けようとした。
松山バレエ団が現場でバレエを披露し、新型コロナウイルス肺炎と戦う中国人に深い慰問の意を表した。松山バレエ団は清水正夫氏と松山樹子氏が1948年1月に創立した、日本で最も有名なバレエ団の一つだ。彼らはバレエにより中日両国の友好交流の橋をかけ、中日友好の美談になった。松山バレエ団は先ほど「義勇軍行進曲」(中国の国歌)を歌い中国に声援を送った。彼らの「チャイナストーリー」は多くのネットユーザーを感動させた。今回のボランティア公演は再び実際の行動により、共に感染症と戦う中日両国を応援した。
「山川異域、風月同天」という8文字は今回のライトアップのテーマであるが、中日友好交流の歴史が背景となっている。当時この言葉に打たれ、両国で盛名があった鑑真が仏教を伝えるため日本に渡ることを決めた。時代と社会が変わったが、日本人の最近の善意ある行動は、この8文字に新たな意義を与えた。
大晦日の夜、東京のランドマークである東京タワーがチャイナレッドで彩られた。華僑・華人及び日本の友好関係者が、中国の伝統的な祝日・春節を共に祝った。会場には「武漢加油、与你同在」募金ブースが設置された。募金ブースでは各界の愛国華僑・華人が列を作り、武漢に寄付を行った。また現場の多くの日本人が寄付を行い、ウイルスと戦う中国を応援した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月19日