紅白歌合戦に4回出場している日本の有名歌手のMISIAはこのほど、中国のバラエティ番組「歌手・当打之年」に出演し、東日本大震災の応援ソング「明日へ」を披露した。このパフォーマンスは中国で好評を博し、日本のSNSでも大反響を呼んだ。
日本の複数のメディアがMISIAのパフォーマンスを報じている。スポーツ報知は、感染症の影響がすでに音楽業界に波及しているが、MISIAは国境を超える音楽で人々に感動を与え、その歌声で反響を呼んだと伝えた。TBSは、MISIAはその歌声で感染症で不安に陥る中国人を応援したと伝えた。現場のゲストは「完璧なパフォーマンスだ。歌声には確かに偉大な力がある。歌も音楽も世界共通で、言語は関係なく、感情で自分の心の声を伝えることができる。実に素晴らしい」とコメントした。
中日両国が感染症と戦うなか、MISIAは歌声で両国に力をもたらした。日本のネットユーザーはSNSで「中国の現状については分からないが、MISIAの祈りと行動を支持する。MISIAがんばれ、中国がんばれ」「ユーチューブでMISIAのパフォーマンスを目にし、感動し鳥肌が立った。中国の観客も感動しただろう。『明日へ』が投票1位になったのは、MISIAの美しい歌声、努力、心のこもったパフォーマンスが、中国の観客の心に届いたからだろう。日本も現在、重要な時期を迎えている。中日で共にがんばろう」とコメントした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月4日