中日両国 > 東京五輪の開催が延期か 「シナリオ」に大きな進展
東京五輪の開催が延期か 「シナリオ」に大きな進展。新型コロナウイルスが世界的に大流行するなか、今年の東京五輪の開催時期に関する一連の重大情報が北京時間23日、明らかになった…
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新型コロナウイルスが世界的に大流行するなか、今年の東京五輪の開催時期に関する一連の重大情報が北京時間23日、明らかになった。
まず、国際オリンピック委員会（IOC）が延期を候補プランとしていることを初めて明らかにした。続けてカナダ及び豪州の五輪委員会が来年延期を希望した。南アフリカ出身の競泳金メダリスト、キャメロン・ファンデルバーグ氏は自らの経験に基づき、新型コロナウイルスは選手に大きな傷害をもたらす可能性があると語った。
現状を見ると、世界の感染状況に短期間内に重大な転換が生じない限り、7月24日に開幕を予定している東京五輪の延期の可能性が確実視されている。国内のスポーツ界の注目点も、予定通りの開催からいつまで延期するかに転じている。
延期や中止はないとの姿勢を崩さなかったIOCはスイス時間22日、4週間内に東京五輪の開催案に関する評価を終え、延期を候補プランの一つにすると発表した。中止は検討しないという。IOCは初めて異なるプランを検討することを認めた。その後日本の安倍晋三首相は初めて口を緩め、完全な形の五輪開催が非常に困難であれば延期も選択肢の一つであると述べた。
IOCの表明を受け、カナダ五輪・パラリンピック委員会は22日、感染リスクがあるため今夏の代表団派遣の拒否を検討し、1年延期を求めると表明した。その後さらに豪五輪委員会も、豪州の選手は東京五輪の2021年夏開催に向け準備するよう提案すると表明した。
カナダ五輪・パラリンピック委員会は共同声明の中で、「延期による複雑性を意識しているが、選手と国際社会の健康及び安全より重要なものはない。これは選手の健康、さらには公衆の健康に関わる。我々は彼ら（IOC）を全力で支え、日程変更によるすべての複雑な問題の処理を支援する」と表明した。
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