新型コロナウイルス感染症の突然の流行は多くの企業の経営リズムを乱し、世界的な蔓延は世界の製造業の生産に巨大なダメージをもたらし、重要な製造産業の1つである世界の自動車産業も停止している。
日本は世界3大自動車生産国の1つである。2月、日本の自動車メーカー8社の世界生産台数は187万台で前年同期より約15%減少し、3月はさらに減少する見通し。
世界の自動車産業が停止
日本時間3日、新型コロナウイルス感染症に伴う世界の需要低迷の影響により、トヨタは国内5カ所の工場、7本の生産ラインの生産を停止した。操業停止期間は長くて今月15日まで続く。
報道によると、操業停止によるトヨタの減産規模は約3万6000台になる。部品メーカーのトヨタ紡織もトヨタに合わせ、3日から車用シートと内部装飾品工場の一部生産を停止することを決めた。また、トヨタは国内の銀行から1兆円(約654億元)の融資を獲得し、感染症流行期間の融資コスト上昇に対応する方向で進めている。