大相撲夏場所は5月10日から東京の両国国技館で開催予定だったが、感染症流行により2週間延期されていた。4日午後、安倍晋三首相は日本の「緊急事態宣言」を全国対象としたまま、31日まで延期することを発表し、日本相撲協会も大会中止を決定した。
先月25日、東京にある相撲部屋で1人の責任者、5人の所属力士とコーチの新型コロナウイルス感染がわかった。
大相撲は奇数月に年6回開催され、1月、5月、9月は東京で行われた。感染症流行に対応するため、3月の大阪春場所は無観客で行い、史上初の「閉鎖的」な相撲大会を成功させた。
そのほか、日本相撲協会は7月から予定している名古屋場所を東京に変更することを決定。無観客とするかどうかについては、状況を見て判断するという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年5月6日