NHKの統計によると、日本時間28日22時までに、同日の新型コロナウイルス感染者は63人で、感染者は1万6759人となった。死者は13人増え、882人に達した。
全国の感染拡大は落ち着きつつあるが、一部の地域は再発に警戒するよう呼びかけている。NHKの統計によると、東京都の28日の新規感染者は15人で、25日に緊急事態宣言が解除されてから3日連続で2桁増となった。28日時点の東京都の感染者は5195人、死者は299人。福岡県北九州市では同日、新たに21人が感染し、この6日間で43人の感染が見つかった。
感染拡大の再発を防止するため、東京都は「東京アラート」(警戒宣言)というメカニズムを構築し、感染者が抑制指標を上回った際に独自で住民に警戒メッセージを発信できるようにしている。福岡県の小川洋知事は、北九州市民に不要不急の外出を控えるよう呼びかけた。
厚生労働省の28日の統計によると、日本の感染者のうち1万4147人が退院または隔離期間を終え、約28万1000人がPCR検査を受けた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年5月29日