ノルウェー人は加熱したサーモンを好む
ノルウェーは世界2位の海産物輸出国で、100数カ国に輸出されている。ベルゲン魚市場はノルウェー最大の魚市場で、16世紀から現地で最も人気のある場となっている。
ベルゲン大学の学者であるアルフレッド氏は記者に「ノルウェーの魚市場に対する管理は緩やかに見えるが、実際には非常に厳しい。漁獲から食卓に上がるまでの全過程がチェックされており、各種情報がオープンで透明だ。魚介類のゼロ汚染を保障するため、ノルウェー当局は海水へのポイ捨てを厳禁した。ノルウェーはサーモン養殖場だけでも数百あり、毎年100万トン以上生産されている。養殖において寄生虫の最小化に取り組んでいる」と話した。
市場で販売される魚介類は通常氷の上に置くか、冷凍処理を施さなければならない。露店で販売される魚介類は毎日量が決まっており、売り切れれば終了だ。売り切れなかった魚介類については無害処理する。日本人と比べるとノルウェー人はそれほど多く魚介類を食べない。伝統的な海産物には有名な鮭の燻製、鱒の燻製、サーモンの塩漬けがある。燻製とハーブの香りが混ざり、さらに油で揚げ、弱火で焼き、煮込むといった調理により衛生リスクを減らす。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月15日