東京都は27日、新型コロナウイルスの感染者が新たに57人報告され、緊急事態宣言解除後では最多となったと発表した。50人前後の高水準は4日連続。累計は6054人。東京都が「東京アラート」を発令してから最初の週末となった現地時間6月6日、現地はすでに営業再開の段階に入ったが、店舗は各種感染対策を講じ厳戒態勢を敷いた。共同通信が伝えた。
東京都江東区は27日、同じ区立小に勤務するいずれも50代の女性教職員2人の感染を発表した。共通の原因があるかどうか不明。2人とも担任ではなく指導の補助を務め、発熱の症状が出た後は勤務していなかった。29日から7月6日まで休校として校内の消毒を実施し、濃厚接触者の児童や教職員に検査を実施する。
東京都内では5月25日の宣言解除後に感染者が増加。6月2日に「東京アラート」を発令し、11日に解除した。19日には夜の繁華街関連の店舗を含む全ての休業要請が解除された。最近は夜の街に加え、同一の職場や会食での感染が目立っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年6月28日