日本の東京で27日、新型コロナウイルス感染者が57人増加し、緊急事態宣言の解除後で最多となった。東京の感染者は4日連続で50人前後で推移しており、累計6054人にのぼっている。
テレビ朝日などのメディアの報道によると、この57人の新規感染者のうち36人の感染経路が不明だ。17人は夜の繁華街の店員と利用客。年齢を見ると、20代と30代の感染者が41人で7割以上を占めている。
東京都江東区は27日、小学校の50代の女性教職員2人の感染を発表した。共通の原因があるかどうかは不明。2人とも担任ではなく指導の補助を務め、発熱の症状が出た後は勤務していなかった。同校は29日から7月6日まで休校として校内の消毒を実施し、濃厚接触者の児童や教職員に検査を実施する。
東京では5月25日の宣言解除後に感染者の増加が続いている。東京都は6月2日に「東京アラート」を発令し、11日に解除した。19日には夜の繁華街関連の店舗を含む全ての休業要請が解除された。その一方で東京は夜の街に加え、同一の職場や会食での感染の拡大が続いている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月29日