報道によると、在日米軍の約5万人のうち半数以上が沖縄に駐屯している。沖縄県のある官僚は、最も懸念されるのは在日米軍基地内にスペースが足りず、米国本土から任務交替に来た軍人は基地の外のホテルで防疫隔離している点だと指摘する。これは日本で強い不満を引き起こし、日本側は米軍基地内で隔離すべきだと考えるが、米軍は取り合わず、ホテルで隔離する具体的な人数も公開していない。
沖縄県民を長期苦しめる
長期にわたり、沖縄県民は米軍基地からの騒音と汚染、米軍機の墜落、米軍関係者の犯罪などの問題に不満を持ち、今回発生した集団感染で県民の不満はさらに高まった。
在日米軍の感染流行について、玉城知事は「ショックを受けた」、「極めて遺憾」、「(沖縄米軍の)防疫対策に強い疑問を抱かずにはいられない」などと述べた。
沖縄県民が米軍関係者との接触を避けることは難しい。日本メディアによると、米軍沖縄基地の一部兵士は基地の外で生活し、基地の関係者は県内の飲食店などに出入りできるほか、米軍基地で働く県民もいる。
これついて、ある沖縄県民は「感染症流行期間、街中でマスクをしていない米軍兵士を見かけ、本当に不安になった」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月15日