日本の「Yahoo!ニュース」に掲載された10日の記事によると、新型コロナウイルスの感染リスクがあるため、観覧者同士の交流がまったくできない状況になっている。そこで東京のTOHOシネマズ池袋と日本のIT企業のドワンゴは、メッセージをスクリーンに表示する観賞方法を打ち出した。TOHOシネマズは一風変わったコミュニケーションを提供し、観覧者を劇場に呼び戻そうとしている。
同記事によると、これはニコニコ動画のコメント機能の延長線上にある。観覧者が観賞中にスマホやタブレットPCでコメントを投稿すると、その内容が映画のスクリーンにリアルタイムで表示される。TOHOシネマズの責任者の説明によると、観覧者は館内に入る前にニコニコ動画の登録を済ませ、観賞中に館内のWi-Fiを利用し専用URLにアクセスし、映画に関するコメントを投稿する。こうすることでスクリーンでその他の観覧者を観点を交流できる。11日に上映される「ランボー ラスト・ブラッド」は、初めてこのコメント機能を導入する上映作品になる。
このサービスは日本のSNSで大反響を読んでいる。日本の多くのネットユーザーは期待し、「感染リスク回避のために生まれた素晴らしいアイデアだ。声を出さなくても現場の盛り上がりを実感できる」「映画館でコメントを出せるなんて実に興味深い」「必ず体験に行く」などとコメントしている。しかし「コメントの表示を解除できないのに、現場でネタバレされたらどうするのか」と懸念するネットユーザーもいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年9月11日