日本の2020年の出生数は2019年より大幅に減少し、5年連続で最低を更新することが予想される。
共同通信社が10月24日に政府関係者の言葉を引用して伝えたところによると、2020年の出生数は約84.5万人で、2019年の約86.5万人を下回るとみられる。
データによると、2020年1月から8月までの出生数は58万人で、前年同期比2.3%減少した。2020年上半年の妊娠者の数も減少している。このデータは9月から12月の出生数の予想に使用される。
ある関係者は、今年の出生数減少の原因は新型コロナと関連があると話した。新型コロナによる経済見通しへの懸念が出生率に影響する可能性があり、2021年の出生数は80万人を下回る可能性があるという。
低い出生率と深刻な高齢化は日本が直面する主な社会問題で、年金や医療など多くの方面に影響する。日本の2016年の出生数が100万人を下回るのは初めて。共同通信社の報道によると、多くの人が結婚しないまたは晩婚を選択していることも出生率低下の原因となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年11月1日