東京五輪はこのように開催される可能性がある

東京五輪はこのように開催される可能性がある。

タグ:東京オリンピック 防疫

発信時間:2020-11-15 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   体操の国際競技会が8日、東京の代々木体育館で閉幕した。これは新型コロナの流行以来、東京オリンピック施設で行われた初の国際試合である。中国、ロシア、米国、日本から30人の選手が参加したが、日本側はこの試合が新型コロナ流行中に東京五輪の開催の模範になると考えている。


   国際体操連盟と組織委員会は非常に厳しい防疫措置を行い、ソーシャルディスタンスの維持やマスク着用、手の消毒のほかに、以下の措置をとった。まず、試合の出場者はホテルと競技場のみに滞在し、専用車を使い、外部と接触してはならない。ホテルでの食事でも別のチームとの接はない。次に、毎朝、出場者のPCR検査を行い、陽性であれば直ちに出場資格を取り消す。3つ目は、全員が入場前に検温、手の消毒と全身の消毒を受ける。4つ目は、観客人数を制限し、13000人以上入る競技場に2000人のみが入る。


    競技場での様子も新型コロナ流行前と異なり、選手のほかに、スタッフとコーチも皆マスクを着用し、握手の代わりに肘タッチをした。以前はコーチが共用していたペンもチームが各自用意し、細部まで防疫措置を徹底した。


    実は、これらの措置は日本側が来年の東京五輪で実施するプランで、東京五輪新型コロナウイルス感染症対策調整会議の計画により、すべての具体的措置が2020年末に発表される。今回は東京オリンピック組織委員会が措置を発表する前の演習のようなもの。国際オリンピック委員会の会長も今大会に期待し、開幕時に動画でスピーチし、「今大会の開催は五輪が新型コロナ流行中でも開催できることを証明する」と述べた。各方面も、今大会が来年の東京五輪の模範になることを望んでいる。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年11月15日


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