日本の年に一度の「新語・流行語大賞」が1日、発表された。東京都の小池百合子都知事が提唱した「3密」が年間大賞に選ばれた。日本の『東方新報』が伝えた。
3密とは密閉・密集・密接の略称で、新型コロナウイルスの感染リスクが拡大しうる3つの不利な環境を指す。日本の厚生労働省などの政府機関は当初、人々に上述した3つの環境を避けるよう呼びかけていたが、3密という言葉を使いこれを流行語にしたのは小池氏だ。
流行語大賞選考委員会は、3密は重要な情報を正確にまとめている、受け入れられやすい日本語と評価した。
流行語のトップ10のうち半数が新型コロナ関連だ。3密のほか、「アベノマスク」、景気刺激の「GoToキャンペーン」、SNSで注目された疫病よけに効くとされる妖怪「アマビエ」、オンラインのリモート教育やリモートワークなどを指す「オンライン○○」もランクインした。
任天堂の人気ゲーム「あつ森」、韓国のテレビドラマ「愛の不時着」、漫画・アニメ・映画で大ブームを巻き起こし社会現象になっている「鬼滅の刃」などもランクインした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年12月2日