日本政府は5年内に335億円を投じ、砕氷能力を持つ北極科学観測船を建造することを検討している。13日付日本紙『産経新聞』が伝えた。
建造を予定している科学観測船は、海中ドローンでの海氷観測や音波探査など最新機器を搭載する。データ収集により海氷の分布や動きを予測し、海氷域航行の安全確保にも生かすという。
日本政府が逼迫する財政下でも北極科学観測船を建造するのは、東アジアと欧州を最短でつなぐ北極海航路の重要性が増しているからだ。日本は北極における存在感を強める方針を固めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年12月14日