NHKの統計によると、日本の9日の新型コロナウイルス感染による死者は59人で、累計で4000人を上回り4022人にのぼった。日本の死者が2000人から約1カ月で3000人に、3000人からわずか18日で4000人に増加し、感染拡大の傾向が顕著だ。
日本の1日あたりの感染者は7−9日の3日連続で7000人を超えた。NHKの統計によると、9日の感染者は7790人で、累計28万2673人にのぼった。
東京都の9日の感染者は2268人で、3日連続で1日あたり2000人を超えた。同じく緊急事態宣言の範囲内である神奈川県の感染者は999人で、再び現地の記録を更新した。9日は兵庫県や静岡県などでも過去最大となった。
日本、特に首都圏の医療資源が日増しに逼迫している。共同通信の先ほどの報道によると、医療崩壊が近づいている。重症者がスムーズに治療を受けられないケースが増えており、入院を待つ患者が急増している。
感染状況が深刻な大阪府、京都府、兵庫県の知事は9日、西村康稔経済再生担当大臣とテレビ会議を行い、政府に正式に緊急事態宣言を要請した。西村氏は、上述した地域の状況は極めて深刻であり、専門家の意見を聞いてから検討すると述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月11日