日本の東京五輪・パラリンピック組織委員会は2日、東京都内で理事会を開き、「男女平等」の取り組みとして、五輪マラソン金メダリストの高橋尚子さんら新たに12人の女性理事候補を選出した。日本の共同通信社が関係者の話として伝えた。
同委員会の森喜朗前会長は女性蔑視の発言で辞任した。後任の橋本聖子会長は男女平等を推進するため、女性理事の比率を40%に引き上げる目標を掲げた。
理事会は1976年のモントリオール五輪金メダルのバレーボール女子日本代表で、国際オリンピック委員会(IOC)プログラム委員の荒木田裕子理事を副会長に選任した。副会長に女性が就くのは初めて。男女平等及び多様性に取り組む。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月3日