国際環境機関、法的手段で日本の汚染水海洋放出を阻止せよ

国際環境機関、法的手段で日本の汚染水海洋放出を阻止せよ。

タグ:日本 汚染水海洋放出

発信時間:2021-04-26 14:29:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 グリーンピースの東アジア事業を担当する英国の核問題専門家のショーン・バーニー氏はこのほど、新華社の独占インタビューに応じた。日本の放射性物質を含む汚染水の海洋放出の決定は「受け入れられない」と述べ、日本政府にこの無責任な決定を撤回するよう呼びかけ、国際社会に法的手段により阻止するよう呼びかけた。バーニー氏は次のように話した。


 グリーンピースは汚染水の海洋環境、生態、経済にもたらす連鎖反応を非常に重視しており、日本による海洋放出に強く反対する。

 

 日本のこの措置は典型的なダブルスタンダードだ。日本は20年以上前、ロシアが海上の船を使い核廃棄物を日本の海域に捨てることを禁じるよう国際社会に働きかけた。今や日本は同じ問題に直面しているが、汚染水の海洋放出であっさり問題解決できると思っている。これは受け入れられない。

 

 汚染水は生態環境の問題だけでなく、経済問題でもある。放射能に汚染された海産物を購入したがる人がいるだろうか。日本と周辺諸国の漁業が最も直接的で致命的な打撃を受け、さらに多くの太平洋沿岸諸国の生態及び漁業経済も影響を受ける。

 

 日米が暗黙の了解を保っていることから、米国を始めとする西側諸国がこれを拘束・懲罰することはないと見られる。

 

 中国や韓国などの東アジア諸国は、日本の汚染水海洋放出から真っ先に影響を受ける被害国として、手を携えこの問題に対処すべきだ。またグリーンピースなどの国際環境機関と協力し、法的手段により日本のこの行動を阻止し、世界の海洋環境を保護するべきだ。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月26日

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