報道によると、日本政府はこのほど今後3年間のサイバーセキュリティ戦略案を発表し、初めて中国・ロシア・朝鮮をサイバー攻撃の脅威とした。また日本のサイバーセキュリティ情勢が急激に危機に転じるリスクがあるとした。これについて外交部の華春瑩報道官は28日の定例会見で、「日本側は基本的な事実を無視し、サイバーセキュリティにおいて謂われなく中国を中傷・攻撃し、悪意によって『隣国の脅威』を誇張しているが、中国側はこれに断固反対する。世界のどの国がサイバー攻撃を行い、どの国が最大のハッカー帝国であり、さまざまな盗聴と機密情報の攻撃を行い、さらには自国の同盟国さえも見逃さないのがどの国であるかは誰もが知っており、日本側も知っていることだ」と述べた。
華氏は、「日本側はサイバー攻撃問題で悪意によって中国を攻撃したが、誰かから意を授かったのか、目をそらすよう協力しようとしたのだろうか。日本側が深く反省し、自国の利益を立脚点とし、隣国との政治的な相互信頼を促進し、地域の平和と安定に資することを願う。中国側は引き続き必要な措置を講じ自国のサイバーセキュリティを守り、かつサイバーセキュリティを政治利用する間違った行為に毅然と対応する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年9月29日