英日が共同開発する次世代戦闘機、5年内に初飛行か

中国網日本語版  |  2022-07-25

英日が共同開発する次世代戦闘機、5年内に初飛行か。

タグ:戦闘機

発信時間:2022-07-25 12:44:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   英国はこのほど、日本などの国と次世代戦闘機を共同開発すると正式発表した。


 ロイター通信によると、日本が大型武器装備品の発展において米国を協力先として選ばなかったのは戦後初だ。


 英国、日本との共同開発に期待


 世界の航空業界にとって重要な見本市の一つ、ファーンボロー国際航空ショーが現地時間22日に閉幕した。英国はこの航空ショーで、研究開発中の次世代戦闘機「テンペスト」の模型を展示し、メディアから注目された。


 日本テレビの記者は報道の中で、「テンペストのコクピットにはディスプレイがなく、パイロットはヘッドセットを直接利用し、VR技術により情報を取得する」と紹介した。


 日本メディアの報道によると、テンペストの最大の特徴は人工知能の搭載で、情報を自動でパイロットに知らせる。英国側の当局者は、日本と共に次世代戦闘機の開発を推進することに非常に期待していると表明した。


 英日が戦闘機計画を統合し、開発費を分担か


 ベン・ウォーレス英国防大臣は18日、テンペストが5年内に初飛行すると発表した。また英国側は日本などの国との協力を強化し、年内に具体的な協力案を発表するとした。


 ロイター通信はこれまで、英国と日本は両国の次世代戦闘機(英国のテンペスト、日本のF-X)計画を統合し、開発費を分担する可能性があると報じていた。


 戦後日本の大型装備品開発、米国が初めて除外へ


 日本の防衛省は2020年に、次世代戦闘機の研究開発モデルを「日本主導、他国と協力」としていた。三菱重工が主導し、全体設計とシステム統合を担当。エンジンの開発はIHIが担当し、機体はスバルと川崎重工が担当。東芝、富士通、NECはアビオニクスを担当。


 日本は当初、外国の協力先として米軍需産業大手のロッキード・マーティンを選び、技術支援を受ける予定だったが、同時に英国との協力も進めていた。日英は昨年12月に戦闘機用エンジンの共同開発を宣言した。


 ロイター通信は第6世代戦闘機について、日本が大型武器装備品の発展において米国を主な協力先として選ばなかったのは戦後初であり、これはまた日英の軍事安全分野の初の重大協力プロジェクトでもあると伝えた。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年7月25日

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