韓国のニュースサイト「news1」が31日に伝えた情報によると、韓米日の安全保障担当者が1日、米ハワイで会談する。韓国新政権発足後、3カ国の安保当局者による会談は初だ。韓国大統領室によると、会談では朝鮮問題、韓米日協力、経済安保、地域及び国際問題について議論が掘り下げられる。
米国家安全保障会議(NSC)の報道官は現地時間30日、「韓国国家安全保障室長の金聖翰氏、米国家安全保障担当大統領補佐官のサリバン氏、日本国家安全保障局長の秋葉剛男氏が1日、ハワイで会談する」と述べた。韓国大統領室も31日に関連情報を発表した。
今回の会談について、韓国メディアからはさまざまな議論が出ている。聯合ニュースは、尹錫悦大統領が先ほど対朝政策の「大胆な構想」を掲げたことから、韓国側が米日にこの構想を詳細に説明すると推測している。3カ国は朝鮮情勢について共に議論し、かつ朝鮮をけん制し、非核化プロセスの進展などについて意見交換するとみられるという。
しかし韓国紙「朝鮮日報」は、韓国政府にとって最も切実な経済問題は米国でこのほど成立した、韓国の電気自動車を補助の対象外とする「インフレ削減法案」であり、韓国政府及び企業の責任者が同問題の解消に着手したと伝えた。また「news1」は、会談ではロシア・ウクライナ問題、中国問題などについて議論されるとの見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年9月1日