200人以上を乗せた蘇州発欧州行きの経済貿易チャーター機が先月9日午前1時、南京禄口国際空港を離陸した。チャーター機は約10時間後のフランス現地時間午前6時15分にパリのシャルル・ド・ゴール国際空港に到着した。これは新型コロナウイルスの流行後、蘇州にとって初の訪仏・訪独経済貿易団チャーター機だ。

　蘇州のチャーター機が出発した同日、無錫市の経済貿易チャーター機も欧州に飛んだ。蘇州と無錫はすでに訪日経済貿易チャーター機活動を計画・展開している。

　蘇州市の12の企業誘致小チームと貿易会社の51人の責任者の計88人が昨年11月中旬、チャーター機で日本に向かった。各企業誘致小チームは62の企業と関連機関を訪問し、交流・説明会を3回開いた。無錫市投資促進センター小チームは訪日中、2営業日のみで14の企業及び商業協会を訪問し、一連の高品質プロジェクト情報を掘り起こした。南京市は昨年9月より「南京国際ビジネスフライト」サービスを打ち出し、出境ビジネス団に約50%の搭乗料金補助を提供し、証明書発行グリーンルートを設置している。268の貿易会社ビジネス団が海外で経済貿易交渉を展開できるようサポートしている。目的地は16カ国・地域。

　南通市商務局の後援により、同市の貿易会社63社の105人がチームを組み、昨年12月に東京のアジア・ファッション・フェア(AFF)に参加した。南通東枝国際貿易有限公司の楊紅梅総経理は、「当社が最も必要としているのは受注だ。政府の後援により企業のコストが減り、取引先と接触する多くの機会を得た。より多くの新たな取引先を見つける自信を持っている」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年1月5日