中日韓三国協力事務局(TCS)は9日、中日韓スピリッツを表す 2023年の漢字に「和合」が選ばれたことを、韓国ソウルで発表した。新華社が報じた。
TCSの坂田奈津子事務次長は漢字を発表した際、「三国の人々が『和合』を選んだということは、三国が協力して東アジア地域の共同繁栄、調和が推進されることを望んでいるということだ」と語った。
TCSは昨年12月1日から10日まで、中日韓スピリッツを表す 2023年の漢字を三国の人々を対象に募集し、三国の専門家がその中からトップ12を選出。同月19日から31日まで、トップ10の中から一般投票で中日韓スピリッツを表す 2023年の漢字を選定した。結果、「和合」が最多得票となった。2位は「相生」、3位は「共感」だった。今回初めて実施された同キャンペーンは、中日韓三国の共通の文化価値に立脚し、民心の通じ合いを促進するのが狙いだ。
TCSの欧渤芊事務局長は取材に対して、「『和合』は、『平和、調和、和睦』を象徴しており、国際情勢が大きく変化しているのを背景に地域の平和、三国の平和な関係、繁栄、発展が促進されることを望む、三国の人々の共通の思いがそこに詰まっている」との見方を示した。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年1月10日