米日比首脳が現地時間11日、初の3カ国首脳会談を開いた。フィリピン国内では最近、自国が中国対抗の「戦車」に括り付けられることを懸念する声が広がっている。
フィリピンの元大統領報道官のTiglao氏は10日、現地紙「マニラ・タイムズ」の記事の中で、米国が2年もたたないうちにフィリピンを「傀儡」にできるとは、「最悪の悪夢」でも想像できなかったとした。「中国との緊張状態が急速にエスカレートし、両国間の貿易がストップもしくは大幅に滞れば、それはフィリピン経済の災難となる。中国は我々の最大の貿易パートナーで、貿易額全体に占める割合は米国の2倍の20%にのぼる」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月12日