米国のバイデン大統領はホワイトハウスで10日、来訪した日本の岸田文雄首相をもてなした。両国首脳は、双方の防衛安全協力水準を高める約70件の合意を取りまとめた。米日同盟関係は新たな高みに格上げされた。
伝統的な意義の軍事・防衛安全分野の合意と協力の他にも、人工知能(AI)などのテック分野の協力の強化が注目の的になっている。岸田氏の訪米中、グーグルやマイクロソフトなどの企業は日本との協力計画(デジタルインフラ及びAI関連)を相次いで発表した。
黒竜江省社会科学院北東アジア研究所研究員で、北東アジア戦略研究院首席専門家の笪志剛氏は「環球時報」に対して、「米日両国がデジタル経済及び先進技術をめぐる民間企業の協力を支持するのは、その世界的な影響力と地位を高めるためだ。これはまた中国抑制の協力の新たな動きでもある」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月15日