日本の米価格が最近、上がり続けている。日本のスーパーで現在売られている米の価格は、年初と比べ約2割高くなっている。千葉県の市民は米価格の高騰を受け、状況を見ながら毎回の購入量を調整すると述べた。大阪の市民は、米価格の上昇に円安で生活費が上がっており、節約するため代わりにソバなどの麺類を食べているという。
需給バランスの乱れが、今年の日本の米価格上昇の根本的な原因と分析されている。日本政府による生産政策の調整と異常気象により、日本の米の供給量が減少している。その一方で訪日外国人客などの要素により米の需要が増加し、需給バランスの乱れがさらに深刻化している。
宮城大学の大泉一貫名誉教授は今後の米の値動きについて、「新米の収穫と市場への流入に伴い、米価格は9月と10月に低下する見込みだ。しかし今夏は猛暑日が続き、来年の今の時期は米価格がさらに上がる可能性がある」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月8日