日本のトヨタ自動車とNTTはこのほど、人工知能(AI)ソフトウェアの研究開発に5000億円を出資し、自動運転技術を高めると発表した。双方は、AI技術により事故を予測し自動車をコントロールするソフトウェアの開発を計画。2028年まで自動運転システムの実用化を実現し、その他の自動車メーカーに同技術を提供することを目指す。
日本自動車メーカーが、急速に発展する先進自動運転市場への進出を加速する中、この計画が発表された。同市場はこれまで主にテスラと中国企業が主導してきた。トヨタは燃料電池車「ミライ」で手放し運転機能を導入していた。
トヨタとNTTの協力は2017年に始まり、5Gコネクテッドカー技術を共同開発し、2020年に資本提携した。今回の投資は両社の自動車技術及びイノベーション分野での協力関係をさらに深める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年10月30日