日本の高市早苗首相の最近の台湾関連の誤った発言に国内外から批判の声が続いています。ベテランの日本メディア関係者は、高市氏の発言は日中関係の政治的基礎に挑戦するだけでなく、日本政界の歴史認識における深刻な欠陥を暴露しているとの考えを示しました。
日本のベテランのメディア関係者である乗松聡子氏は、「高市首相は侵略戦争さえ認めていないわけだから、もう論外で、そもそも首相になっちゃいけない人だとは思うが、そこで踏み込んで、『撤回します』『今回は間違ったことを言いました。申し訳ありませんでした』」と言うべきだと思います」と述べました。
乗松氏は、日本の教育システムは長期にわたって第2次世界大戦中の日本の侵略の事実についての教育を弱めてきており、若い世代には歴史の全容を理解する機会が不足しているとした上で、「歴史を否定している国は日本だけで、私はカナダにいるから分かるけど、日本だけが情報から遮断されている」との懸念を伝えました。(ヒガシ、坂下)
「中国国際放送局 日本語版」2025年12月11日
|
|
![]() |