≪AERA≫「現代の肖像」の冒頭で書かれている言葉にグッとくるものがありました。『10年間、コツコツと積み上げた一人の日本人がいる』自分で言うのも何ですが、自分は正にこの言葉通り歩んできたと思います。コツコツと。。
今回の取材は、記者の方が長い期間、撮影現場、番組収録現場で中国メディアの取材、イベントに同行し、日本、中国にいる各関係者の取材などによって構成されました。
5ページとはいえ、自分のすべてを伝えるのは困難でありますが、それでも僕の心の底にある思い、誰にも相談できない思いなどを記者は現場同行により文面に書き記しています。いかんせん記者泣かせの矢野ですから。。(笑)自分の事をあまり言えないタイプなのかも。ある意味記者さんに『?』を残した部分もあるかもしれません。
その疑問はまた何年後かに機会があってこの取材を受けさせてもらえるのなら、その時に各疑問を僕自身解いていきたいです。。
文面を読んでいると、少し熱い思いになりました。姉の言葉で『職場で自慢しても「でも日本やないんやろ~中国やろ」って言われます。それは悔しいです。』
悔しい。。実に。でもそれが現実なのかもしれません。知らない人たちが圧倒的に多いということ。日本だけじゃない。その逆も存在してるということ。
「でも日本やろ」という中国の人も多くいるのかもしれません。
だからその双方の無知な人たちが前へ踏み込んで「お互いの今」を知っていくということが大事です。一回中国に旅行に行けば一発なんですけど。。
その逆で、一回日本へ遊びに行けば今の日本がリアルにわかるんですけど。。言うのは簡単ですが、思うようには機能しません。それが今の現実なのかもしれません。
だからネットやメディアを通じての情報の往来が必要になってきます。
『日本が標準だって考えを持ち続けてるのは日本の中の人だけじゃないですか』
吉本興業社長・大崎さんの言葉です。。これも現実なのかもしれません。
この言葉は今後日本全体が活気を取り戻す為の重要な問題かもしれません。
日本の常識で世界は動いてるのではない。世界には沢山の常識、習慣、思想がある。
外の状況にも関心を持ち、知識として取り入れ、日本を客観的に見られるようにする。
日本だけを見ていると、ものさしは日本ですから、客観的に日本を見られないです。
外を見る、外に出る。正に今の時代に求められてるんじゃないでしょうか。日本を元気づける為にも。記事の最後に、僕とマネージャーの凸凹コンビについて。
何の後ろ盾もなく、辛うじてここまで来た。ただあるのは沢山の応援、支えてくれてるファンの人達、そして仲間達。おっしゃる通りです。周りの友達、仲間が今も自分を支えてくれています。
自分の夢・目標は常に精進してればいつか叶えられる。
でも『いつかいつか』とばかり思わず『今日かなえる!』という思いでやらないと。
今日でも出来ることは沢山あるから。。これからが正念場。自分の可能性を信じて邁進していきます。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年8月3日