福田首相の中国公式訪問を歓迎するため、29日朝、中国日本友好協会と中国人民対外友好協会の主催による朝食会が釣魚台国賓館で開催された。福田首相と温家宝首相が出席し、中日両国各界の200人が参加した。
「北京は今日、晴れ、釣魚台国賓館の中は夜明け前からたいへん賑わっていた。関係筋によると、民間団体が外国の首相を歓迎するための朝食会を開くのは、今回が始めてだという。参加者200名のうち、30名ほどの制服姿の高校生や大学生たちも含まれていることで注目されていた。
福田首相と温家宝首相はそれぞれ挨拶し、その後、大学生や高校生のテーブルをまわり、挨拶を交わした。会場はたいへん和やかな雰囲気で、時々大きな拍手が沸き起こった。朝食会は約1時間にわたって開かれ、福田首脳と直接、挨拶が交わせた学生たちは、『思ったよりも親しみやすい方で、身近に接して嬉しい』と感想を語った。
「中国国際放送局 日本語部」より 2007年12月29日