驚きと感動が冷めやらぬ中、宇宙授業が終了した。現場で受講し興奮の中に浸りきっていた学生と教師らは、すぐにその場を立ち去ろうとしなかった。人民日報が伝えた。
史家小学校の邱甜さん(小学4年生)は宇宙授業で、UFOは見えませんかと王亜平氏に質問し、宇宙授業の講師を笑わせた。邱さんは授業前から好奇心を募らせており、UFOにどのような生物が乗っているかを想像していたという。小学校には物理の授業がないが、邱さんは科学の授業に興味を持っていた。「私は宇宙飛行士になりたい。なれなかったとしても、宇宙の知識を皆に伝える科学の教師になりたい」。
北京市十二中学校で初開講された銭学森(中国の航空力学研究者)宇宙クラスの学生たちも、宇宙授業に耳を傾けていた。同クラスの王�又さん(高校2年生)は、「無重力現象については字面でしか理解していなかったが、実際に目にして驚きを感じた」と語った。
同クラスの王悦楠さんは、王氏に対して称賛を惜しまなかった。王さんは記者に、「私達は29人のクラスで、1週間に宇宙の授業が2回ある。今回の宇宙授業により、宇宙について学ぶことがより誇らしくなった」と述べた。