親の面倒を見ない代わりに子供も養わない 民主制度下における日本社会の変化

親の面倒を見ない代わりに子供も養わない 民主制度下における日本社会の変化。

タグ: 長男,遺産,日本の農村,社会福祉制度

発信時間: 2013-08-23 14:33:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

子供を大学卒業させるまでにかかる費用で家が買えると、多くの人がネット上で発言している。子供を育てるくらいなら、そのお金で生活レベルを上げたほうがいいと言うのだ。歳を取ったとき、もし年金制度が廃止されたら、子供に面倒を見てもらうことができない以上、自分で貯めたお金で老後を過ごせばいい。子育ては経済的負担になるだけでなく時間的負担も大きい。その時間は好きなことに費やしたほうがいいと考えている。

西洋文化においては、子供は個人の私有財産ではなく、公共の財産とみなされている。「子育ては神様がくれたプレゼント」、「子育てができるのは神様が自分を信頼してくれたから」といった発想がある。18歳になると、子供たちは社会的に自立し始める。東アジアでは「子供は自分の私有財産」という発想があり、老後になるまで精魂込めて育てようとする。

西洋由来の社会福祉制度の健全性は、日本人の老後をある程度憂いのないものにした。一方で、西洋文化の持つ子育ての観念はまだ根付いていない。その結果、親は子供に面倒をかけることを望まず、子供は親の面倒をみたいと思わなくなった。家庭的責任を負おうとせず、また人類の社会的責任を負おうともしない人がますます増えつつある。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年8月23日

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