一部の言語学専門家は、中国語の英語への影響力は高まっていると見ている。オックスフォード英語辞典には、中国語が元となっている言葉が約1000語収録されている。イギリスのBBCは先日、土豪(Tuhao)を取り上げた番組まで放送した。米テキサス州にあるグローバル・ランゲージ・モニターのポール・パヤック会長は、中国語の影響力は21世紀中続くとの見解を示した。
「ウォール・ストリート・ジャーナル」は今年、大媽(Dama)のピン音を用い、中国の「おばさん」のばかにできないゴールド購買力に注目した。記事は、大媽がいることにより、中国はインドと競える世界のゴールド市場の主力になったと論じた。多くの人は、「大媽」が使用されたことは国の影響力が高まったことを示し、中国語の影響力も高まると考えている。北京外国語大学の魏崇新氏は、これは中国の世界での影響力が高まっていることによる現象だと見ている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年11月16日