ビーフ・シチュー アイルランド/スコットランド/ウェールズ
北国の寒い冬には前日から煮込んだビーフシチューを食べることが「最高の幸せの定義」になる。ビーフシチューの歴史は数百年にも渡り、材料は牛肉、セロリ、ニンジン、玉ねぎ、ジャガイモ、パースニップとシンプル。アイルランドのシェフはここにギネスビールやマッシュポテト、青葱などを入れる。スコットランドではstoviesと呼ばれ、「残飯」のSunday roastを入れて食べる。ウェールズではcawlと呼ばれ、まずスープを飲み干し、その後まずお肉を食べてからジャガイモや葱などを食べるという決まりがある。