中国が3分の1弱の粉ミルクを消費 生後0−6ヶ月の母乳育児率は3割未満

中国が3分の1弱の粉ミルクを消費 生後0−6ヶ月の母乳育児率は3割未満。 中国の母乳育児率が低下を続ける一方で、中国の乳児が年間に消費する粉ミルクの量が20キロに達し、多くの国を上回っている…

タグ: 育児率 粉ミルク 休暇

発信時間: 2014-08-06 14:52:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


毎年8月1−7日は、「世界母乳育児週間」とされている。今年のテーマは「母乳育児:命の勝利のゴール」。国家衛生・計画生育委員会の2014年のデータによると、中国の生後0−6ヶ月の乳児の母乳育児率は低めで、農村部は30%、都市部は16%未満のみとなっている。

中国の母乳育児率が低下を続ける一方で、中国の乳児が年間に消費する粉ミルクの量が20キロに達し、多くの国を上回っている。多くの育児専門家は、中国の粉ミルクへの依存度が高い原因として、多くの保護者が母乳育児のメリットを十分に認識していないことを挙げている。母乳育児は、母親が子供に与える最も品質の高い、最も経済的な命の贈り物だ。しかし調査結果によると、「なぜ子供に粉ミルクを飲ませるのか」という設問に対して、6割の回答者は母乳が足りず、子供が満腹にならないことが心配だと答えた。1割の回答者は、粉ミルクの宣伝上の栄養価は高く、母乳に劣らないと回答した。9.8%の回答者は、スタイルが崩れるのが心配だと答えた。5.7%の回答者は、6ヶ月後の母乳は栄養が不十分だと回答した。しかし実際には、適切な方法を講じれば90%の母親は十分な母乳を確保でき、かつ6ヶ月後の母乳の栄養価も粉ミルクを上回る。帝王切開による出産の比率が高いことも、母乳育児に影響する重要な要素となっている。また粉ミルクメーカーはメディアや病院などを通じ、粉ミルクをPR・セールスしており、母親の母乳育児の決意を揺るがしている。さらに育児休暇が短いなどの社会的な要因も、一部の母親に粉ミルクをやむなく選択させている。

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