日本の月見団子
日本人は中秋節を「お月見」と呼ぶ。お月見の日になると多くの住民が民族の特色あふれる服を着用し、詩を詠み、子供も年寄りも神輿を引く。子供たちはすすきを集め家に飾り幸福を迎える。夜になると一家で庭に集い、果物や団子などを月の神に捧げてから、みんなで分けて食べる。月を愛で、老人の月に関する神話に耳を傾ける。
中国人が中秋節に食べる月餅とは異なり、日本人が月を愛でる時に食べるものは「月見団子」(もち米で作った白い団子)と呼ばれる。この月見団子は、中秋節になると百貨店、スーパー、和菓子店で売られる。近年は甘いあんこなどの餡が月見団子に使われ、味が改良されている。